こんにちは,カズ(@kazu89338510)です。
今回はガレージシャッターの紹介です。
私がビルドインガレージをつくる際に調べた内容になります。
これからビルドインガレージをつくろうと考えている方に向けての記事です。
前半でガレージシャッターについて。
後半では私が設置したREMCO製シャッターを解説していきます。
ではお付き合いください。
ビルドインガレージ作りで悩むのがシャッターをどうするか。我が家は憧れていたオーバースライダーにしました。
— かず@スマートホーム🏡 (@kazu89338510) May 22, 2021
ガレージ内天井に沿って巻き上げていくタイプ。巻き取り式に比べて、巻き上げ速度はかなり速く、騒音も少ない優れものです。#REMCO pic.twitter.com/8drhBzXrCr
ガレージシャッターの種類
ガレージシャッターといってもメーカーや材質など様々です。
種類は大きく分けて4種類。
- グリルタイプ
- 巻き上げ式
- オーバースライダー
- スイングアップ
ざっくり特徴をまとめてみましょう。
グリルシャッター
名前の通りグリル(網)のようになっており、中が見えるタイプ。
人の侵入は妨げる事ができるが、雨風はそのまま通過。
風でうねる可能性があるのがリスク。
価格は安め。
巻上式シャッター
一番一般的なシャッターで、商店などお店で利用されるもの。
開口部上部にシャッターを巻き上げるBoxを設置して真上に巻き上げる。
素材はスチールかアルミがあり、価格はスチールは安いがアルミになると結構高い。
巻上速度と巻き上げ時の音が課題。
オーバースライダー
ガレージ内天井に沿って巻き上げるタイプ。
ガレージの天井にレールを敷いて、モーターを設置するなど工事費が高い。
木製やアルミ、スチールなど素材は多数あり。
巻上速度はかなり早く、騒音も少ない。
価格は高め。
この車一台サイズで工事込み100万円です。
写真はまだ土間コンを打っていないので段差になっています。
外構工事後は車が乗り入れできるようになりました。
スイングアップ
外国映画に出てくるタイプ。一番かっこいいかも。
木製やアルミがメイン。
敷地に余裕が無いと、シャッターが道路にはみ出すので危険。
価格は高い。
我が家のシャッター
メタルフラットドア
我が家のシャッターはREMCO社製の「メタルフラットドア」の色はチタンメタリックシルバーです。
オーバースライダータイプのシャッターでガレージ内天井に沿って巻き上げるタイプです。
巻き上げるモーターはガレージの左右どちらかに配置され,100Vの電源が必要になります。
モーターはLiftMaster社製の「LJ8900W」が使われていました。
このモーターモジュールは,遠隔操作用Wi-Fiモジュールや停電時バッテリーをオプションとして付けることができるタイプです。
ただ,施工してくれた方曰く
バッテリーは停電が続くアメリカなんかでは重宝されるけど,停電の少ない日本ではあまり意味がないし数年ごとに交換が必要だからお勧めしない。
せいぜい数回しかバッテリーもたない。
Wi-Fiもアプリが微妙。
とのことでした。
もちろん,モーター自体をそのまま使い分には何の問題もないです。
ちなみに,停電時はモーターから出ている赤い紐を引くとバネの力のみでシャッターを上げ外に出ることができます。
パネルは4枚に分かれており,アルミ製のパネルの中に断熱材が充填されています。
この断熱材がミソです。
アルミは熱伝導率が高く,断熱材のないシャッターは外気の影響をもろに受けてしまいます。
それを断熱材があることで防いでくれるという設計。
また,シャッターの左右と下部にはゴム製のパッキンがついており気密性も高いため外気が入りにくい工夫がされています。
一般的な巻き取り式のガレージシャッターに比べて開閉が静かで,早朝にツーリングに出ていく際にはご近所さんを気にしなくて済むのです。
リモコンが2つ付属しており,遠隔で操作も可能です。
クリップの形状から,車のバイザーに挟んでおいて使うことを想定した作りですね。
もちろん,ガレージ内からは壁にスイッチがありますのでそちらで操作も可能です。
安全性も,シャッターの床から15センチほどのところに赤外線センサーと挟まれたのを検知するセンサーがついており,人や物を感知して自動停止してくれます。
メンテナンスは,ガレージ上部にある巻き上げバネなどの稼働部分に年一回シリコンスプレーを吹く必要があるのと,五年に一回はメーカーの点検を受けてくださいとREMCOさんから案内をされました。
スマートシャッター化
我が家はSwitchbotスイッチャーを使って,スマホからシャッターの開閉ができる様にしています。
関連記事:【完全版】Switchbot徹底解説【ホームIoTのデファクトスタンダード】
スマホは常に持ち歩いているので,Switchbotをつけたシャッターリモコンはガレージ内におきっぱなしです。
操作方法は簡単で,アプリを開いて登録したスイッチャーを押すだけです。
押してから2秒ほどでシャッターが開閉します。
まとめ
オーバースライダーを買って正解でした。
静粛性など性能はもちろんですが,高級感があり外装のガルバリウムともマッチしています。
値段は張りますが,一生ものですのであなたも奮発してみてはいかがでしょうか。
この車1台用で施工費込み100万円でした。
素敵なガレージライフを送れることでしょう。
長く付き合っていくシャッターなので丁寧に扱っていこうと思います。
ビルドインガレージ作りの参考になれば幸いです。