外構DIY

【決定版】残土を無料で処分する方法3選

掘り起こした土のいき場所がない!

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処分に困る土の処理方法お教えいたします。

外構DIYしていると困るのが余った土。

コンクリートや砂利を入れるにしても土を掘り下げないと入れられませんよね。

土を捨てたいと考える上で,最初に思い浮かぶのが市町村のゴミ回収です。

ですが,ほとんどの市町村で土は引き取ってくれません。

今回は,私が実際におこなった土の処分の仕方を紹介します。

残土について

残土とは

残土とは,文字通り残った土です。

土は燃えるゴミや不燃ゴミに出すことはできません。

業者さんは産業廃棄物として,埋め立て地を確保して処分していますが個人が土を処分するというのはハードルが高いです。

また,土は掘り起こすと体積が1.4倍に膨らみます。

これは,しめ固められた状態と掘り起こしてフカフカにした状態の差です。

ほんの数センチ掘り下げただけで予想以上の土が出ますので覚悟してください。

業者さんはユンボとダンプカーでそのまま土を削り運びます。

ですが,DIYではそうはいきません。

スコップとツルハシで徐々に地面を掘っていきます。

掘り起こした土は,一輪車で一時的に置いておく場所まで運ぶか,土嚢袋に入れて置いておくのが良いでしょう。

土嚢袋の活用

ホームセンターで10枚200円程度で販売されている土嚢袋。

残土を入れておくには土嚢袋が便利です。

土を入れるとだいたい1袋20kg程度の重さになります。

腰を入れて持ち上げないとギックリ腰になりますので注意。

私は一度腰をいわしてしまい,それ以降はバンテリンサポーターを購入して愛用しています。涙

土を入れる時のコツとしては,バケツの底を抜いて下から土嚢袋をかぶせると作業性が良いです。

土を自分で処分するのであればこの土嚢袋を使った方法が良いと思います。

処分方法3選

ここでは3つの処分方法をご紹介します。

業者依頼

業者にお願いする方法は有料と無料の方法があります。

有料で持って行ってもらう

これが残土処分としてはオーソドックスな方法です。

もちろん無料ではなく有料になります。

業者に依頼すると,残土1tあたり約10,000円程度の処分費がかかります。

もちろんダンプに積みこむ手段がなければユンボ分プラスで費用などもかかってきます。

もうひとつ,持ち込む方法もあります。

土嚢袋に入れた残土を自身で処分場に持ち込んで捨てさせてもらう方法です。

これれだと1袋いくらといった単位で引き取ってもらえます。

業者によりますが,だいたい500円/袋ほどが多いと思います。

ただし,土は比重が重いため乗用車に乗せられる重量をすぐに超えてしまいますので積み込む際には注意が必要です。

最悪,過積載で車が壊れます。

おまけで持って行ってもらう

全て外構をDIYするのではなく,一部分はDIYするハイブリッドDIYをする方であればこの方法もありです。

外構業者さんにブロック塀や土間コンをお願いするついでに,DIYして出た残土を持って行ってもらうように契約段階でお願いするんです。

業者さんによっては,残土処分をサービスでやってくれるところもあります。

私も最後の最後にこの方法で一部引き取り手のない残土を持って行ってもらいました。

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敷地内処分

敷地が広い方は,敷地内に残土を置いておくというのも一つの手です。

これは大改造ビフォーアフターの匠がやっていたのと同じ方法になります。

その匠は,残土を盛って芝生を貼りデザインでしたと言わんばかりに残土処分していました。

番組を見ていた当時はなんでそんな不恰好なと思っていましたが,自分で外構DIYするようになって理由がわかりました。

土の処分は高い


けっして芝をはる必要はないですが,この方法は現実的な方法の一つです。

ジモティー

ジモティーは,中古品や求人情報などが無料で掲載できるスマホアプリです。

不用品を格安もしくは無料でひきとってもらえます。

引き取ってくれる人がいると言うことはもらうことも可能です。

なかにはこれタダでいいの!?という物を出している方も。

例えば,私は使用済みのコンパネを貰いにいったことがあります。

コンパネはコンクリートの型枠につかう合板ですね。

もちろん無料でした。

コンパネ自体は再利用可能なので車でもらいにいきました。

世の中には思わぬ需要と供給があるわけです。

それをマッチングしてくれるのがジモティー。

コンパネを出品している方を真似して,土嚢入り残土を引き取ってもらう方法を試してみました。

トータルで土嚢袋を200個以上持って行ってもらえました。

中には,レンタカーで2tトラックを借りて引き取りに来てくださった方もいたので,拾う神とはまさにこのこと。

その方は,山にキャンプ場を作っていて埋め立てに使うとおっしゃっていました。

他にも畑の土壌改良に混ぜる方や,雨で流れた山道に土を足すなど想像もしない需要があって驚きました。

私としてはお金を払ってでも持って行ってもらいたかった残土が無料で引き取ってもらえたので大変ありがたかったです。

ありがとうジモティー。

ただし,この方法の欠点として貰い手が見つかるのは時の運だということ。

実際に1ヶ月間以上だれも引き取り手がなかった時もありました。

そうなると,つぎのDIY作業に移りたくても残土がなくならないために作業に取りかかれなくなります。

引き取り手が見つかる時は数日でハケるときもあるんですがね。

まとめ

交渉や時の運が必要になってくる残土処理。

私なりの残土処理方法なので他にも方法があるかも知れません。

では,残土処分方法をおさらいしておきましょう。

・敷地内で処分する

・ジモティーで貰い手を探す

・業者にサービスor実費で引き取ってもらう

時間と場所に余裕がある方はチャレンジしてみてください。

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